食べ続けてしまうのは「決まった理由」があった!!?【食欲と栄養】

群馬県太田市のパーソナルジム「ADDFITNESS(アドフィットネス)」のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

食事の後、お腹はいっぱいなのに「なんとなく物足りない」と感じて、おかわりやスイーツに手が伸びてしまう。。

これはだれしも経験があると思います。

この時、摂取カロリー自体は十分なものの「何か」が足りていないのです。

その何かとは、

『たんぱく質』

です!

 

過去に行われた興味深い研究結果によると、

人間も動物も昆虫も、ある一定のたんぱく質を満たすまで食べ続けてしまう。

という事実が証明されました。

たんぱく質が足りていないと、それが満たされるため食べ続けるため、結果として「カロリー超過」を招いてしまうのです。

 

ここでのたんぱく質不足とは

1日・1食などの短期的なものではなく、1週間・1ヶ月という中期的なものであるということ。

この認識をもって、これからの食生活を見直すキッカケにして頂けたら幸いです。

 

しかし、たんぱく質だけを過剰に摂れば良いのかというと、そうでもありません。

たんぱく質の過剰摂取は、肝臓・生殖機能に影響を及ぼてしまいますし、

三大栄養素のひとつ、同じく必要な「炭水化物」が少ないと、美容トラブル・メンタル悪化・さらには寿命を縮めてしまう原因にもなり兼ねません。

あくまでも大切なのは『適正な量のたんぱく質、バランスの良い栄養摂取』です。

 

☆ POINT ☆

たんぱく質の目安 ※運動習慣のある人

(1日あたり)
・男性・・・体重×1.5〜2.0倍
・女性・・・体重×1.0〜1.5倍

(1食あたり)
・男性・・・25〜35g
・女性・・・15〜25g
→場合によって、4〜5食と細かく分けて摂取が大切

 

オックスフォード大学で、人間と食事についてのある実験が行われました。

好きなものを何でも食べて良いとしたうえで、

Aグループ:炭水化物の多い食材をメインに用意
Bグループ:脂質の多い食材をメインに用意
Cグループ:たんぱく質の多い食材をメインに用意

と3つのグループを、それぞれの条件に分けて数日間すごしました。

面白いことに、しばらくして彼らの栄養バランス推移をみると

『たんぱく質の必要量(食事全体の15〜25%)』を ”全員が確保” していたことが分かりました。

さらに驚いたのは、

A・Bグループ=炭水化物・脂質を多く摂った人たちは
『健康上限値カロリー量に対して+35%』

Cグループ=たんぱく質を多く摂った人たちは
『健康上限値カロリー量に対して−38%』

つまり、

・どんな食生活を送ろうと、一定量の適切なたんぱく質を必要としていること

・炭水化物や脂質を優先して食べれば「カロリー超過=太る」
・たんぱく質を優先して食べれば「太らない、痩せる」

ということが分かります。これは、

私たちの日常でも同じことが言えますので、ぜひ頭に入れておきたいですね。

 

もちろん、このほかにも無意識に食べてしまう原因はあります。

・三大栄養素のバランス
・ビタミン、ミネラル
・ストレスや自律神経

などが挙げられますが、

特に危険視されている問題をひとつだけ紹介します。

『超加工食品』

の普及です。

石油・化学物質がふくまれたもので

アイスクリーム、ピザ、ポテチなど
いわゆる「ジャンキーフード(スイーツ)」全てがこれに当てはまります。

さらに恐ろしいのは、

現代の私たちの食生活では『超加工食品』が
61%も占めてしまっているという事実です。

超加工食品 = 高カロリー = 太る原因
超加工食品 = 高化学製品 = (脳や身体の中枢を破壊して) 食欲増進・健康被害

このブログをご覧になっている方々は、どちらかといえば食事や美容・健康への意識が高いはずので、61%も占めてはないと思いますが、、

危険性について十分に理解し、正しい食事選択を心がけましょう。

 

◇ まとめ ◇

・現代人の摂取カロリー自体は十分過ぎるが『たんぱく質』だけは必要量に足りていない傾向にある。

・『たんぱく質』が足りないと、一定のたんぱく質量を満たすまで食べ続けてしまう。
=カロリー過多による肥満リスク大

・世界人口の食生活の61%を占めている『超加工食品』が、肥満(食欲増進)や健康被害(化学物質摂取)を増加を招いている。

 

筋肉・美容・健康すべてにおいて

『ヘルシーで正しく、クリーンで持続可能な』

フードライフを実現していきましょう!

 

ではまた♪


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